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2016.05.19
少年時代
本日Yahooを開いて見つけてしまったニュース。
少年野球でノックの打球を素手で取らせて部員にケガをさせたとかで、監督が体罰にされたとのこと。
http://www.asahi.com/articles/ASJ5L3638J5LPUTB006.html
世の中には厳しい監督もいるもんだ、と思った人も多いはず。
しかし。
おれも野球部時代に同じことやらされていた件。
このブログで書いたような書いていないような、野球部時代の辛く辛いエピソード。
それはある夏合宿で、我が中学校の鬼監督が外野ノックを始めたときであります。
「グローブに当ててからボールを落とす奴は掴み方が下手だから、グローブを外して受けてもらう」
という脅しを受けまして、グローブに当てたら絶対にとらなくてはいけないというサバイバルゲームが始まったのです。
ちなみに、グローブに当てずに後逸した場合はレフトからライトまでを往復でダッシュという厳しい運動をさせられるので、是が非でもとらねばならない恐怖の時間となったのです。
プロ野球の試合見てると外野フライって簡単に取れそうじゃん?
でもあれ結構むつかしいのよね。
横の動きは簡単なのですが、縦に振られるときは打球勘がないと結構きついのです。
外野から見てるとキャッチャーフライみたいに真上に上がったフライでも、一瞬自分のところに来るのではないかと感じてしまうわけです。
また、グローブに当てて落とすとかほとんどなくね?と思うかもしれませんが、我が野球部の監督のノックはストレス解消に本気で打ち込んでくるので、かなり強烈な打球なのです。
元巨人の清水が思いっきり腰を入れて体ごと引っ張りスイングをした時の打球みたいなイメージ。
このイメージが分かる人はだいぶ野球好きですね。
で、当時の外野には7人くらいいたのですが、ことごとくエラーをしまして、結局半分くらい素手で外野ノックを受けさせられたのであります。
もちろんおれもその一人でしたがね。笑
鬼監督の言い分としては、グローブに当てて落とすならグローブをつけてる意味がない、素手で取ってグローブのありがたみを分かりなさい、とのこと。
もちろん軟式ではありますが、数十メートル離れた距離から高く上がったフライを素手で取るなんて、結構な衝撃ですよ。
運動方程式とか使えば何メガパスカルか計算できるかもしれないけど(やらないけど)、打撲しようとすれば軽くできるレベル。
で、素手で打球を受けたわけですが、一球でも取ればグローブを再び装着できるということで、みんな頑張って素手で取りに行くわけです。
でも怖いので、よけながら取りに行くわけです。
それで結局落とすわけです。
意を決して正面で素手キャッチを試みた勇者が成功するという、意外と練習になるスパルタを受けたのであります。
いま思えばこれ以外にもかなりの体罰チックな事を受けていたような気がしましたけどね。
普通に熱中症で倒れる人とか、ノックで目にあたって視力が落ちた人とかいたので、現代ではPTAさんが黙ってなさそうです。
でも、当時は体罰とか思わなかったしタフな練習だなぁと思ったくらいでした。
いまはすぐ体罰とか、パワハラとか、セクハラとか、おまけにモラハラなんて言葉もできちゃって、生きやすい世の中にしていこうとしすぎて生きづらい世の中になってきていますね。
昔の自分がやられたから今の若い人にやっていいという理論は現代では通用しないので、今の30歳前後の人は損しかしていないですな。笑
で、話を戻しますと、そういったスパルタに耐えながら毎日毎日汗を流してプロになった、本当にすごい方々がいるわけです。
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