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2016.05.17
大魔神メンタル
仕事がうまくいかないとき。
そんなときは誰でもあるでしょう。
しかし仕事に本気を出していない私としては、うまくいかなくても全然危機感がないのです。
ダメだったら怒られてもいっか的なやつ。
ハードル下げてから本気で頑張って見返せば、普通に頑張ったときよりも輝いて見えるじゃん(ツヨガリ
別に人生終わるわけじゃないし、もっと大変な思いをしている人は世の中に何億人もいるわけで。
余裕を持って言えばそんな感じ。
でも現実的には、明日行ったらまだ山のような仕事と、どうあがいてもうまくいかなくてできませんすみませんと謝らなくてはいけない案件が待ち構えている
こんな感じに考えすぎると、明日の仕事に行きたくなくなる
そんな感じ。
どちらかというと私は前者なわけですが、考えたうえで大丈夫と思えるのではなく、考えることを辞めることで前を向くタイプなのであります(アキラメー
メンタルが強い人は考える能力が低い説。
能天気とはよく言ったもので。
男がくよくよするのは良くないという謎風潮で植えつけられたメンタルではあるのですが、実際に男気を見せられるのってある程度余裕があるからですよねぇ。
そんな中で最近思うこと。
清原さん。
過去の栄光と現在の堕落。
薬をやってしまったので世間から嫌われてしまうのはもちろん仕方ないわけですが、野球好きとしては残念でなりません。
黒い噂なんていろいろささやかれてたけど、半分くらいはネタでやってると思ってたら、やっぱり本当だったんですね。
こうなってしまったらもう世間相手の信用はないわけで、近くの友人、いや親友クラスの関係の人に手を差し伸べてくれる人を探すしかないでしょう。
ここまで悪いイメージを付けてしまった上に、再犯しそうな気配がムンムンしている状態で、出廷して証言台に立つリスクを背負う人なんて、正直いないと思っておりました。
しかし、世間体など気にせずに親友に手を差し伸べる、真の男が一人いましたわ。
大魔神!
競馬好きのベイスターズファンである私からすれば、G1馬主でありベイスターズただ一人の優勝投手である佐々木さんは神様のようなお方であります。
大魔神としてセーブの日本記録を作ってベイスターズを優勝に導き、メジャーにも行って当たり前のように活躍し、日本に帰ってきてからもベイスターズに戻ってきたあたり、いつかはベイスターズの監督になるのでは、と何度も何度もささやかれているのです。
解説を見ている限りはあまり正直ベイスターズの監督をやってほしくはないと個人的には思っていたりするのですが(小声)
実績的にいずれは監督になるのではないかと思われます。
できれば次は高木豊さんに監督になっていただきたいなんて思う今日この頃。
話がそれそうなので戻しますと、清原と佐々木は同い年で昔から仲が良かったわけです。
よく覚えているのが佐々木さんの引退試合。
最後に投げた相手が清原でした。
メジャーで晩年ボロボロになって帰ってきて、ベイスターズ最終年でケガをして思うような球が投げられずに、素人目に見てもはっきりと棒球しか投げられないような状態で最後を迎えたのです。
消化試合で引退試合をする場合は三振するのが暗黙の了解ということで、清原も明らかな空振りをして三振するわけですが、佐々木が投げる最後の3球は明らかに力が入っていないゆるゆるの球でした。
当時野球をやっていたおれは、もしかしたらおれでも打てるかもしれないなんて思ったくらいであります。
その力のない球を清原はわざと空振りするのですが、なぜか引退する佐々木ではなく清原の方がめっちゃ泣いているのです。
そのときおれは思ったのですが、清原は大魔神が引退することについて泣いているのではなく、全盛期の鉄球みたいなストレートを投げていたピッチャーがこれくらいの球しか投げられなくなってしまったのかという悲しい気持ちがあったためだと今でも思っています。
そんな野球を通して2人が流した涙を、こんな法廷の場でもう一度見ることになるとは非常に残念でなりません。
佐々木が清原に近づくことで自然と世間のイメージはそっち寄りになったりして監督になることができないとは言えないまでも、賭博問題も含めクリーンなイメージを図ろうとする野球界の現場が遠のくのは間違いないでしょう。
佐々木監督で清原コーチという組み合わせをベイスターズでやってほしいかと言われたら正直それはNOですが、今回ばかりは大魔神の男気を見ておれもこのくらい男らしくなろうと思ったのです。
というわけでおれは小さなことは何も考えず、明日の仕事はサボってやろうかみたいな強さを見せつけようと思うのです。
実際はそこまで強くないので会社には行くわけですが、定時に帰ってやろうと思うのです。
というわけで今日は強気に寝ようと思うのです。
おやすミンチェ
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