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2016.05.24
スペシャルウィーク
1年で一番興奮する日。
それは5月29日。
私の胸の鼓動は既に高まっております。
前日の夜からウオッカで乾杯し、深夜までディープスカイして、ロジユニヴァースのように眠るのです。
そして当日は朝早くからエイシンフラッシュとともに起き上がり、オルフェーヴルな気分で昼を過ごし、ディープブリランテなキズナをワンアンドオンリーしてドゥラメンテな瞬間を楽しむのです。
何があるかって?
年に一度のダービーですよ!
その世代の頂点を決めるレース。
同期で誰が一番モテるかって?
おれじゃないのは確かだ。
だが誰だろうかと言われてもあいつかも、いやあいつかも、みたいにいろいろ良いところも悪いところもあって一人に決めるのは難しいでしょう。
しかしお馬さんの世界では白黒はっきりさせる対決があるのです!
それが日本ダービー!!
てーってててーってててー/
ばばばばん
てててて~↑
どぅどぅどぅどぅん
てててて~
ばばばん
的なファンファーレが今から頭に流れてくるのです。
競馬好きな人以外には楽しさがわからないでしょう。
女性には特に伝わらないでしょう。
別に分かってほしいなんて思ってないもんね。
それは男のロマンだから。
だっせーロマンで結構。
別に自分が楽しければ何だって良いじゃないの。
冷たい視線をしているそこのあなた!
じゃああなたにはどんな楽しみがあるのかね(尋問)
おれが感じてるこの日の楽しみパラメータの絶対値を超える何かを君は持っているのかね?
なんならおれにはダービー以外にも天皇賞とか有馬記念とかジャパンカップとか宝塚記念まであるけど?
別に競馬を封じられても野球の試合は年間143試合あるけど?
そんなこと言ってたら結婚できないでいるけど?
ピンチ。
素人は30歳までに結婚とか言って根拠のない区切りをつけているわけですが、おれは違うのです。
ちゃんとした古くからの伝統を守り抜き、私は黄金比から計算された間隔で結婚を企てているのです。
その目標として、2年後のダービーまでには結婚しよう、と思うわけです。
どういう意味か。
牡馬3冠というレースがあります。
皐月賞、ダービー、菊花賞。
いうなればこの3つのレースが同世代で争う3大タイトル。
皐月賞が4月末、ダービーが5月末、菊花賞が11月初旬。
これは日付間隔として古くから伝わるそれは神聖かつ厳格な黄金比的なものなのです。
その辺の星占い的なちっぽけなオカルトではなく、競馬ファンによって人間が楽しみを求める間隔としてベストであると計算された、実績のあるデータなのです。
つまり、私の計画通り進めば、結婚についてもこのステップを踏んでいけば幸せになれるということなのです。
皐月賞の日にプロポーズし、ダービーの日に婚姻を届け、菊花賞の日に結婚式をする。
これぞ究極の理想。
クリスマスにプロポーズも悪くないでしょう(有馬記念があるからね)
しかしクリスマスにプロポーズをするとそこから先寒さとの戦いが長く続くので新婚生活が寒くなってしまうのです。
ということで私は春にプロポーズをしようと思います。
しかし今は彼女すらいないので、皐月賞で勝負できるような相手を探さなければなりません。
こんな競馬好き男を好きになってくれる人はいるか不安でなりませんが、ロマンだけ語りつつも意外と金銭感覚はまともなので、その辺を売りにして結婚活動を頑張ろうと思うのです。
とりあえず今週末のダービーでディーマジェスティとともに幸せになります。
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