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2016.09.29
永遠番長
本日定時ダッシュ。
もちろんハマの番長の引退試合を見届けるため。
本当は横浜に行って現地で応援したかったけど、この前甲子園で見れたということで今日はテレビ観戦(ヤムナシ
定時の鐘とともに全力帰宅して駅から家までハクサンムーンみたいな快足を飛ばして(恥ずかしいので走ってはいない)試合開始ジャストに間に合ったのであります。
本気出せば会社から家まで30分で帰れると知った。
そして、ベイスターズファンになった小学3年生くらいから横浜のエースとして見続けてきた三浦さんの最後の姿を拝み切ったのであります。
最後は6回1/3で10失点。
引退の日に10失点したピッチャーなんてほかにいないでしょう。
並の選手の引退式だと途中で降板するとか、相手が同情して不自然に打たれないとか、そんな感じになるものを、全力で戦って全力で打たれてきたのです。
栄光の10失点ですよほんと。
2回までに4点取られて、その後6点取り返したあたりはいけるかと思ったけど、結局その6点以上は取れずに敗戦。
でもこのお方にとっては負けも勲章。
高卒ルーキーにHR食らったり、甘い球をボコボコ打たれても、しぶとく投げ続けるのが我が横浜のエースたる精神力ですよ。
暗黒時代をずっと見てきたイメージからすれば、ちょっと打たれ過ぎたとはいえ、なんとなく三浦さんらしい終わり方の気がします。
でも6回に打たれてこれで終わりって感じの雰囲気を出して、その後の打席に立って7回にマウンドに上がってきたあたり、すごく感動したよね。
それで雄平さんには接待三振してもらったわけだけど、先発投手としてはすごく感動的な終わり方だったといえましょう。
本当はチームの5割もあったし勝って終わってほしかったですがね。笑
そして最後の引退セレモニーはさすがDeNAさんの営業力。
前任のやる気のない会社とは違って、こういうコンテンツの製作は今となっては12球団で一番盛り上げてくれます。
本当にDeNAさんに球団を買っていただいてよかった。
もちろん貢献度を考えたら当たり前かもしれませんが、横浜史上一番お金がかかっている引退式でありました。
最後の一言で、
「これからも、三浦大輔はずっと横浜です!!」
って言ってくれたのはすごく感動したよね。
いろんな選手が出て行ってしまった暗黒時代に一人だけ残ってくれて、ずっとチームの柱でいてくれて、ファンもとっても大切にしてくれて、横浜のチームを愛してくれたハマの番長には、ありがとうの一言では足りないくらいの感謝の気持ちがあります。
僕も三浦さんみたいな人間になるために、人生がんばろうって思う力をもらえたと思います。
ハマスタを一周している間に渡された花束を、一つも余さずに受け取って挨拶するやさしさを、これからのベイスターズの選手は受け継いでいただきたいですね。
そして、引退セレモニーでも言っていたけど、ちょうど横浜がCSに出られるくらい強くなって、暗黒時代に夜明けが訪れたタイミングで引退するのも、今まで支えてくれた感がすごく出ていいよね。
そのおかげか、最後の監督インタビューでは、ここ数年にない喜ばしい報告を聞くことができました。
ラミレス監督の
We no longer B class team,we are A class team!!
っていう言葉は響いたよね。
なぜなら英語が得意ではないおれでもわかる簡単な表現だったから。笑
残った選手で来年以降もAクラスの常連になってほしいものです。
ついでに、三浦が引退してしまうときれいなコメントができる選手は今の横浜には今永とヤマヤスくらいしかいないから、ハキハキと大人な感じにしゃべれる選手がもう少し増えてきてほしいよね。
石川さんとか、もっと後輩の手本になるような感じになってほしい(小声)
この辺りおれは倉本さんに期待してる。
そんな精神的にも技術的にもエースだった番長がいなくなってしまうわけですが、当面は横浜のレジェンドとして休んでほしいところです。
そして永遠の番長として、いつかまた横浜に、監督として帰ってきてくれる日を待ちわびています。
グッバイ番長!
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